J-ZEN SPECIAL INTERVIEWQ. 自己紹介をお願い致します。A. フランス出身のビートメイカー、J-Zen。26歳だよ。 Q. ご出身はどちらですか? またどのようなところですか? A. 出身はレンヌだよ。パリから3時間くらいだね。 ここでは、沢山のコンサートやフェスティヴァルが開かれているから、 音楽の生活に浸るにはとても創造性に富んだ素晴らしい街だと思うな。 ![]() Q. あなたのバックグラウンドについて教えてもらえますか?また、どのような環境で育ったのでしょうか? A. 僕は音楽に囲まれて育って来たんだよね。 父親はLed Zeppelin, King Crimson, Pink Floydなどのレコードコレクターだったこともあって 僕の音楽への情熱は小さい頃から駆り立てられていたんだ。 また、ターンテーブルを前にしてレコード盤を変えた時、瞬く間に自分自身を見つけ出すことも出来たんだよね。 そして、音楽の世界への好奇心がより一層強くなって行ったんだ。 更に、僕のいとこがギターの授業を通して音楽の技術的なことを教えてくれたんだよね。 そこでサイケデリックロックや60-70年代の実験的な音楽にも触れることが出来たんだ。 Q. ヒップホップとの出会いについて教えてもらえますでしょうか? A. 実は14歳になるまでヒップホップを聴いたことがなかったんだよね。 でも、Gang Starrの"Moment Of Truth"を聴いた時に自分がこのような音楽が凄く好きだって事を感じたんだ。 それから、Rza, Diamond D, Pete Rock, Jay Deeなど全てのヒップホップクラシックと言われる作品を 聴くようになったんだ。それまではロックばかり聴いていたんだけどね。 完全にヒップホップにのめり込んでしまったよ。 Q. いつ頃からプロデュースをするようになったのでしょうか? A. 5年前に友達がMPC2000XLを薦めてくれて自分のMPCを持つようになったんだよね。 それからトラックを作ったりレコードを買いつける日々が始まったんだ。 それまでは、友達のMPCを使っていたんだよね。 Q. 音楽活動において影響を受けた人物や事柄はありますか? また、好きなアーティストなども教えて下さい。 A. 最も大きな影響を受けているのは1994年-98年のヒップホップ。 特にRawkusやStone Throwからリリースされている全ての作品だね。 それと、ソウルミュージックやジャズも大好きだよ。 これはヒップホップを聴いている人なら 元ネタを掘り下げる意味でも誰もが通る過程じゃないかな。 好きなアーティストはDj Premier (Gang Starr)。 僕がトラックを創るようになったのも彼からの影響だよ。 彼の作品はずっと聴き続けているよ。 ![]() -J-ZEN & DJ PREMIER Q.リリック/トラック/アルバムを制作するときに最も影響を受けていることは何ですか? A. 瞬間的に沸き起こるフィーリングやその日のフィーリング、I-Podのプレイリストなんかかな。 Q. トラック/アルバムを制作するときに最も大切なことは何ですか? A. 刺激を受けることだね! 時々、最高に完璧なサンプルに出会って衝撃を受けるけど、 僕はそのような作品をサンプラーを通してフリップする方が好きかな。 どんなに素晴らしい作品でも元ネタをそのまま使うのは好きではないんだ。 インスピレーションは自然と沸き起こるものだけど、自分で奮い立たすことも出来るものだよね。 良い音楽を聴いたり、良い映画を見たり、旅に出たりね。 ![]() Q. ご自分の音楽のスタイルをどのように思われますか? A. 様々な成分を混ぜ合わせた薬のようなものかな。 僕の音楽を聴いた時、僕がどのようなものから影響を受けて来たかが分かるんじゃないかな。 でも、そこにはJ-Zenのテイストもちゃんと聴き取れるはずだよ。 Q. アルバムのコンセプトを教えてもらえますか? A. このアルバムに関してはインストアルバムだけで行こうと思ってたんだ。 『BREAKfast』は、朝を心地良く過ごすために欠かせない作品だよ。 この作品はDooinit Musicと製作したんだけどとても楽しかったな。 Q. アルバムの中からお薦めの曲と理由を挙げてもらえますか? A. どの曲を取ってもそれぞれぞが違う雰囲気を醸し出しているんだけど、 個人的に好きなのは"Chocolate Milk"だね。このヘヴィードラムが好きなんだ。 それと"Vitamin D"。トラックの中でフェイザーを使うのが大好きなんだよね。 Q. 普段はどのような方たちとお仕事されていますか? A. 今一緒に仕事しているのはレンヌ出身のMCだね。それとEPに参加してくれるUSのMCたちかな。 Q. 主にどのようなところで音楽活動をされているんですか? A. 世界中だね。 今はインターネットやmyspaceなどを通して自分の音楽を広めるのことがとても簡単になって来ているよね。 Q. 日本にもアーティストを目指している若い世代の方がたくさんいます。 そのなかでアーティストを目指すうえで最も大切なことは何だと思われますか? このような若い世代の方々にメッセージを頂けますでしょうか。 彼らにとってあなたのメッセージが大きな励みになることと思います。 A. まずは音楽を楽しむことだよ。 そして、自分自身のスタイルやヴァイブを見つけ更に創造することだね。 誰かの真似をするのではなくてね。 成功は、あなた自身が心から楽しんでいる時に自然と訪れるものだよ。 Q. 現在のフランスのヒップホップマーケットをどのように思われますか? A. どのマーケットにも良いところとそうでないところがあると思うんだけど、基本的に物事は全て前進しているよね。 フランスにはDaz Ini, Moar, Dela, Dehab のような素晴らしいヒップホップのアーティストが沢山いるよ。 パリは今でもホットなエリアだよね。 でも、もしDopeなアーティストを探すのであればパリ以外の街も沢山見てみるべきだよ。 ナントやボルドーなんかにも素晴らしいアーティストがいっぱいるよ。 Q. 今後一緒にお仕事されたいアーティストやプロデューサーはいらっしゃいますか? A. Rita Jが大好きなんだ。それとBJ Digbyの大ファンなんだ。だから彼らと一緒に仕事出来たら嬉しいな。 Q. 今後のリリース予定などはございますか? また、どなたかたと一緒のお仕事をされる予定はございますか? A. 今はEPの制作に取り掛かっているんだけど。これはインストのみになるよ。 Substantial(QN5)とShawn Jackson(Tres Records)が参加しているんだ。 Q. 最後に一言お願いします。 A. Le Hip Hop n’a pas de frontière, la preuve!! And thanks to Root70 Lounge. J-ZEN『BREAKfast - The Beat Tape by J-Zen』
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